第五話『真実』
降着していた戦線が、遂に動いた。
エル・ローク軍とアイロス軍の不可侵条約が結ばれたのだ。
更に、赤薔薇騎士団のハールーンと、
龍胆騎士団のガイトラッシュがエル・ロークに。
スミレ騎士団のリオがアイロス軍に寝返ったことで、
これによりエル・ローク軍は、
アイロス軍支援のもと、
ヒューム島への突撃を開始した。
新たなるS級ミストを得たミストランナーと、
ミストクラッシャーズへとクラスチェンジした彼らにとって、
教団の迎撃隊は敵ではなかった。
そしてウルザとの決戦が始まる。
彼のミスト『キマイラ』の圧倒的な攻撃に苦戦するも、
遂にキマイラを破壊する。
しかし、彼を殺したのはアイロスだったのだ。
彼は告げる。
「アライアンス降臨の準備は整った」
と・・・。
遂に正体を明かした天帝ローク(グレイ)とリンネから、
『真実』が解き放たれる。
アイロスこそが、ウルザを操り、
戦争を起こした張本人だったのだ!
彼は魔王グラキアから力を得、
この世界を無にする事を画策した。
その方法が、巨大隕石『アライアンス』の落下させ、
この世界を『核の冬』にするというもの・・・。
今全世界の命運をかけて、ブレイカーズ&ランナーは旅立つ。
最終決戦の地、
宇宙(そら)へと・・・。
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