第二話『逆襲』

アル・ロークに撤退しエル・ローク奪回に燃えるグレイ達に、頼もしい仲間達が加わる。
彼らに協力してくれる『ミストブレイカーズ』『ミストランナー(ミストを着装する者)』達である。

彼らはまずミスト部隊をオトリにし、
敵の注意を引き付け、ブレイカーズ達は下水道を通って敵の中枢、
ミシュラとミシュラの着装するミスト『ドラゴン・エンジン』を破壊するという作戦に出た。
途中、ブロウの身勝手な暴走や、侵入警報によって強襲を余儀なくされたミスト隊の苦戦などもあったが、
なんとかミシュラとの戦いに持ち込むことができた。
ドラゴン・エンジンから射出される鉄の蜂『ワプス』や、回転を始めれば、
街一つを消滅させることができる最終兵器『ネビニラルの円盤』を次々と破壊していった彼ら、
ミストブレイカーズは、遂にミシュラのドラゴン・エンジンを倒し、エル・ローク奪回に成功したのである。

だが、それが終わりではなかった。いや、逆にすべての始まりだったのかもしれない。
新たなる六花公の一人、『スミレ公・テフェリー・ドレイク』がエル・ロークを目指す。
ブロウの弟『ファントム・ウインド』『精神爆弾』と呼ばれる特攻ミストに乗せて・・・。

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